15年前のSACDプレーヤー『pioneer PD-D6』 を聴いてみる

このCDデッキは2006年に発売されたものでSACDもサポートしておりレガートリンクコンバージョンPROという24ビット192KHzで左右各チャンネルをバーブラウン製のDACをツインで搭載していてCDのアップコンバート再生もできて電源周りなどにこだわった商品です。

私が購入したのはすごく安かったのですがまさにワイドレンジのクリアピュアオーディオといった感じで高音の美しさや音の繊細さがすごく特徴的です。

低音部は低音量で再生しているせいかそれほど音圧はなく少し物足りない気はします。

ただすごく分解能の高いクリアな音を実現しているので素晴らしいCDプレーヤーだとは思います。

バイオリンなどもややドライでキレがすごく良い感じですが豊かな音色で鳴ります。

また空間の広がり感もCDデッキだけでコンパクトステレオの音域の空間がここまで広がるのかといった具合にワイドな音域空間を実現しています。

こちらは多分大きなステレオに繋げたら音域空間がかなり壮大に広がるのではないかとワクワクします。

当時の定価でも8万円程度と量産タイプのデッキでここまでの音を実現しているのは素晴らしいと思います。

ただ本当に安くするためにCDとSACDの再生だけに材料投入したのかバランス出力や拡張機能などが全くないのは少し残念ですがこれはまあしょうがないかもしれません。

SACDはディスクが今どこにあったか思い出せないのでCDでの確認ですがとにかく素晴らしい音を実現しています。

低音の音圧はアンプやスピーカーでの再生が小型ステレオなので出ていないように感じるだけかワイドレンジのデッキはミドルから高域までフラットに再生して比較的低音が前に出てこないという特徴もあるのでしょうか?

多分専用のウーファーや大型スピーカー、アンプで鳴らせばすごい低音が出ているかとは思います。

こちらの低音は専用ウーファー備えたステレオで再生したら強すぎるぐらい出力されましたのでウーファーやステレオでも音量調整できるものが良いかもしれません。

本体を開いて確認していないので型番はわかりませんが24ビットでバーブラウンというと多分伝説とも呼べるようなバーブラウン製のDAC『PCM1704K?』など搭載しているかもしれません。

とにかく今では中古で安くSACDも再生してくれるのでCD系を良い音で聴きたい人にはすごくお買い得な商品だと思います。

こちらも多分中古市場ですごく注目される要素を持った商品だと思います。

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