Amazon echo Plus(第1世代)を聴いてみる
グーグルホームがとても良いのでアマゾンエコーも比較で購入してみました。
まずはエコープラスの第一世代です。
アシスタント機能などは柔らかい声ではなくややきついお姉さん系なのでしかもグーグルホームに比べて極度のバカなので嫌な人は多分多いかなとは思いましたし耳がかなり遠いおばあちゃんなのでスマートホームなど危険です。
まあ第一世代なのでかはよくわかりませんがアシスタント機能は音量もいきなり最大にしたり曲はどんどん変えていっていってしまうしで極度に信頼がおけないですし標準のアマゾンミュージックは私のプランではあんまりラインナップがなくその音源は悪く聞こえました。
ただアマゾンミュージックはプライム会員であれば200万曲ぐらい聴けるみたいですし同じプライムビデオとかと連携させてテレビでプライムビデオ流しながらエコーで音を再生するとかのハードルは低そうです。
一応ダイレクト再生ではこちらは音圧を上げすぎているのかちょっと音が悪い様に聞こえました。
以下はダイレクト再生での感想です。
こちらはエコープラスとのことで上位機種のはずなのですが私は音は他のステレオとかで聴いてる分特別良いとはあまり思いませんでした。
低音はグーグルホームの方が出ています。
それに低音のしまりはすごく悪いです。
高域で少しきらびやかに挽回しますがやっぱり高域もグダグダでどちらかというと素朴感ばかりがすごい伝わるのは狙ってのことでしょうか?
まあこれは第一世代のレビューということで第2世代は少し改善されていると良いかなと思います。
ただ音圧の押し出しは異様に高いという側面があります。
これは小手先で良い音感を狙ったのでしょうか?
音圧の押し出しが強い分全域に渡って音が潰れ気味になりグダグダになるのですがそこは好き嫌いかもしれません。
ただ音の放散的にも音の遅延や滞りのような物も感じます。
設計思想としてはあまり優れた物は無く音楽が好きな人と言うよりどちらかというとアマゾンの経営戦略的に作られされた感はあります。
アシスタント機能の冗談もあまり通じなさそうです。
これを製品化してしまったのはアマゾンの大失態かもしれません。
ただこちらは普通にスマホの音を聴いている人達は音圧だけでこれってすごいなとかも思うかもしれませんのでこれは人それぞれかもしれません。
逆にグーグルホームは音圧が控えめで低音をしっかりと出し中高域もちゃんと繊細に鳴らす様な設計思想ですのでこれはどちらがウケるかは私にはわかりませんがグーグルホームは冗談も通じて優しい声なので個人的には私はグーグルホームの方の鳴らし方も含めて好きな感じです。
こちらはどうやら4~5mぐらいは余裕で音が伝わりグーグルホームよりも近接視聴というより遠い場所での視聴も想定しているかもしれません。
リファレンスルームなどが10m4方近くの環境で設定されていたのでしょうか?
どちらかというと4~5mぐらい遠く離れると音圧が弱くなってすごく良い音になります。
中高域なども4~5mで一番よく綺麗に通ります。
逆に上記の様に近接視聴はすごくうるさく感じます。
アマゾンは標準のエコーとあとスタジオという製品をラインナップしている様ですが私はまだどちらも聴いていませんがどうやら標準のもの以外は少し離れたところにおいて連携させて使う方が良さげな感じです。
次にBluetoothスピーカーとして機能させてみましたがこちらはグーグルホームとは逆にダイレクト出力より音源を変えた途端に急に良くなりました。
どちらかというとアマゾンミュージックの最適化がそれほど進んでいないのか邦楽ばかり聴く様な人をアマゾンミュージックはターゲティングしているのか音の押し出しをかなり強めているようです。
Bluetoothで聴くと上位のエコープラスとのことでグーグルホームより音の空間は広いです。
タイトに分解能が高く鳴らすグーグルと音場を広げて場を包み込む様な音で艶っぽく鳴らすエコープラスといった感じです。
こちらは取り敢えずダイレクト出力も音量調整が10段階しかなく(グーグルホームは60%などと言う)事から端末側で音量調整できるBluetoothスピーカーとして聴くのにすごくコストパフォーマンスの良い製品といった感想を持ちました。
プライム会員などであればアマゾンミュージックも端末側で鳴らしてBlueTooth出力した方が細かな音量調整が出来て最適な音量で聴けるので端末にアプリなりをインストールした方が良いかなと思いました。
アマゾンミュージックもプライム会員であれば月500円で特典がビデオや本なども色々利用できるのでスポティファイなどでは配信されていない独特も曲も多く別のミュージックプラットフォームとして良さそうです。
またアマゾンミュージックをGoogleスピーカーで出力やDAC経由でステレオ出力などするとまた違った音になるので楽しめますがこちらはまた別の機会に記載します。
このBluetoothスピーカーとして使った時の魅力はかなり良い物があるのでは無いかと思います。
アシスタントからのダイレクト出力の時の激しい音に比べてBluetoothスピーカーとしては細かな音量調整で近接視聴もかなり滑らかな非常に綺麗な音になります。
これが安く買えるならばお手軽なBluetoothスピーカーとしてはもちろんPCやスマホの音なんかよりは圧倒的に良いです。
アマゾンミュージックは私はプライムで聴ける曲しか聴いて無いと思いますがダイレクト出力の場合、音圧はあるけど近接視聴にはあまり向かないのでは?ということは個人的な感想として書いておきます。
ただこちらはアシスタントからのダイレクト出力時のアマゾンミュージックでのスウィートスポットが4~5mぐらいにあるようでどうやらリビングなどに置いてある程度響き渡らせるのに絶好の作りにもなっているようです。
またBluetoothスピーカーとしての面白みが非常にある様です。
結構気難しく使い方次第で非常に良くも悪くもなる製品のようですのでちょっと用途に合わせて色々工夫されて使ったほうが良いかもしれませんね。