楽天モバイルが今新規にモバイル事業者に参入ということで嫌になるぐらいCMをご覧になっている方は多いと思いますがこの楽天モバイルを筆者はpocket WiFiで契約してみましたのでそのレビューをしてみたいと思います。

■契約の流れ

契約の流れ的には新規回線などはWebで申し込むのが楽でいいと思いますがもし高齢者の方などで初めてスマホを契約するような方は店舗が無いために契約にはちょっと二の足を踏むかもしれません。

ただボタンをクリックしていくだけで契約内容を確認してクリックしていくとちゃんと契約の明細が出ますので割引などが適用されているかを確認して最終的に契約という形でボタンを押していけば簡単に契約できます。

筆者はpocket WiFiの新規契約ということでWiFiルーターの実質無料の割引も受けられましたし一年間の無料契約特典などが付き結構満足した内容と思っています。

本来であればUnlimitedを契約すると2980円のようですがこの価格は使い放題サービスとしては結構安い価格になりますが注意として他社回線を経由する場合５GBまでの利用となるらしく今楽天のモバイルネットワークが整備されていない状況では割高と言えます。

もしこの利用料が1年間無料でなければ楽天のモバイルネットワークがしっかりと整備されるまで絶対に待った方が良いといった契約内容です。

ここはちゃんと契約内容などは確認して契約を行ってください。

またルーターやSIMの受け取りには前もって本人確認書類の提出を行うか受け取り時に宅急便業者による免許証など本人確認書類の確認などが必要なのでここは注意してください。

■回線のスピードはどうか？

筆者はポケットWiFiは予備的に持っているだけなのでまあ時々繋がればいいといった利用環境なので特に回線速度などは今のところ不満は無く結構早いスピードで繋がります。

ただここは大量のデータ通信など行うと制限がかかると思いますので上記の他社回線利用の場合の５GB制限など長くヘビーに使っていくうえで得か損かは随時加筆していくことにします。

こちらは回線をあまり使わないのであればYouTubeなどの動画も特にストレスなく見られます。

意外と格安SIM会社の使い放題プランなどと比較すると利用しやすいプランのような気はします。

ただ課金が開始された後で５GB程度で制限がかかるようであればドコモのAhamoやソフトバンクなどの定額で数十GBの大量データ通信プランなどの方が安くて使い勝手が良く通信品質も安定しているといった可能性は多大ですのでこちらは１年間無料という制限付きでの評価にはなると思います。

■ルーターなどの使い勝手について

ルーターは画面にQRコードを表示させてスマホなどのカメラでQRコードを読み取ることにより簡単にその端末をWiFiネットワークに参加させられるなど利便性は良くなっています。

持ち運びも軽く電池も10時間持つそうなので筆者が使ってきた古いWiFiルーターに比べると最新のこのルーターはセキュリティ面でも安心できそうです。

筆者の住んでいる地域はまだ５Gは到底つながらない環境でほぼ４Gでの通信となりますが回線の安定性なども結構高く感じます。

ここは筆者の地域は確実に他社とローミングを行っていると思いますので実際の楽天モバイルネットワークの設備への資金投資などがどれだけ円滑にいくかも課題になってきます。

ここは楽天モバイルの契約者推移などが影響してくると思いますが一応５Gへの投資額ではNTTドコモが約7950億円、KDDIが約4667億円、ソフトバンクが約2061億円、楽天モバイルが約1946億円としておりやはり他社と比べて設備投資額が低い＝回線品質が悪いという結果にはなるかもしれません。

ただ設備投資額が大きいことはそれだけ利用者に負担がかかってくるということですのでここは使っていく上で判断はしていきたいところです。

■結論について

筆者はWiFiルーターは格安SIMで契約していたのですがそこは回線品質が結構悪く不満も大きかったのでこの回線品質の向上はとりあえず満足しています。

そして一年間無料ということで評価期間はかなりありますのでまた回線等に不満があれば他社の利用を検討するなどそんなに悪い契約ではないと感じました。

そして逆に格安SIMの方がかなり劣悪な回線品質など不満が大きいかなといった筆者の体験はあります。

とりあえず回線をマックスまで使ってしまって月末などに繋がらなくなるといった方は予備にPocket Wifiを持っていてもいいかもしれません。

CMなどあまりに叫びまくってうるさくてしょうがないという方も一応冷静に第4の携帯事業者として賢く導入を検討することは重要に感じました。