プラスティックの環境課題
プラスティック について今盛んに世間で抑制政策を進めていることは皆様ご存知のことと思います。
さてこのプラスティックの環境への投棄により何が問題となるのでしょうか?
今回はそこらへんを整理してまとめて記載したいと思います。
■プラスティックは地球生態系で分解されない。
プラスティックの1番の問題点としてその超高耐久性にあります。
これは地球環境ではどんな資源も自然分解を経て新たに誕生する生物に再利用されてリサイクルされるという点から見ると非常に不都合な問題となります。
これは以下のリンクをご覧いただきたいのですが人の身体など浸けておいたら骨まで溶かしてしまう硫酸、塩酸、硝酸類の容器にも利用されているということでプラスティックの高耐久性は理解できるのではないかと思います。
薬品耐久性一覧表(アクセルショップ)
https://axel.as-1.co.jp/contents/ks/cr_list
この様にプラスティック は生態系で無敵の化合物であり主に焼却処分でしかリサイクルされないということが挙げられます。
こちらはプラスティックを栄養源にして生きる生物などもこれから大飛躍するかもしれませんので一概には自然リサイクルされないとは言えないのですが現状はただ細かくナノレベルまで粉々になってもプラスティックを分解することは人の身体をはじめ今隆盛の生物の身体ではできません。
■プラスティック はナノレベルまで分解されて細胞に蓄積されていく
今現在、人は毎日プラスティックをクレジットカード1枚分ぐらい食べていると言われています。
このプラスティック は当然栄養源になりませんので便として排出されるのが一般的ですが、中にはナノレベルにまで粉砕されたプラスティックなど溜め込んだ海洋生物を食べることにより、プラスティックが人細胞の中に侵入してしまうという課題があります。
この人細胞に侵入したプラスティックがどんな悪さをするかは今のところよくわかっていないのが現状ですが細胞内にどんどんプラスティック が蓄積されていくのは健康的な身体には程遠いことかと思います。
また大きなプラスティックも今海洋生物が盛んに消化器官にプラスティック を詰まらせて胃や腸などが閉塞することにより死んでいっている事実があります。
日本はプラスティックは厳密に処分されているから大丈夫。などと思っている方が大多数だと思いますがこのプラスティックは軽く、日本で厳密に焼却処分されても他の国で大量投棄されることにより簡単に地球環境中に満遍なく行き渡って行きます。
■温暖化とは別問題の環境プラスティック問題
この様に今盛んに行われている地球温暖化のプロセスの中でプラスティックが一緒に語られることが多いのですが、この環境プラスティック問題は20世紀の水俣病などの水銀被害などの様に健康被害の公害として捉える必要性があるかもしれません。
ただここでいう加害者は自分たち自身であり被害者も広範囲に渡る自分たち自身だということです。
■ジュラ紀から存在するプラスティック
プラスティックの原料は石油の搾かすのナフサであると小泉進次郎環境大臣の発言が物議を醸しましたが、この原油はいったいどこから来たのでしょうか?
正解を言うとジュラ紀などの恐竜が大発展した時代の大量の生物の死骸の層が分解蓄積されたものが原油の原料となります。
ここで石炭などは植物の死骸が堆積したものでより植物細胞の細胞壁に当たるセルロースなどの痕跡が強いものでより固形成分が残存するものとなっており、石炭を燃料して使うことはより温暖化には悪影響とされています。
この様にプラスティック はジュラ紀から今までかけて生成結合されたものということになり数億年の時を経て残る非常に高耐久性の生物由来の非分解性の処理ごみということになります。
■リサイクルが研究されるプラスティック
このプラスティック による健康被害や環境破壊を抑制しようと今盛んに研究が行われていますがこれは生分解性プラスティックによる自然分解性プラスティックの大量利用、また政策指導によるプラスティックへの負担税投入などによる抑制効果が様々に試行錯誤されてます。
多分21世紀の中頃にはプラスティックの流通も鍵付きで証明書発行での流通などにより厳密にシフトしていくかと思いますが、またこのプラスティックを効率的に資源としてリサイクルすることに成功させることは一攫千金のチャンスになっており21世紀のビッグビジネスの一つとなっています。
■最後に
この様にプラスティックを効率処理することは21世紀において億万長者への大きな夢であり皆様もこれらの研究を行うことで大金を手にできるチャンスがあるかもしれません。
是非このプラスティック問題を千載一遇の億万長者へのビジネスチャンスとして積極的にプラスティックビジネスに投資していってプラスティックドリームを勝ち取っていただければと思います。
今が千載一遇のチャンスですのでこの機会を逃さない様に是非ビジネスチャンスを切り開いてください。