2機欲しい?Xbox Series Xの秘めた実力
■Xbox Series XもPS5と同じく品切れ状態が続いている状況ですが、実際にはXBOXでの魅力はやはりWindowsを動かしたい!といったところに尽きるかとは思いますので一応スペック的な詳細と、もしWindows機で作るんだったら対抗馬になりそうなスペックのAPUなど上げていきたいと思います。
以下はXbox series X/Sの詳細スペックです。(価格は税抜価格)
仕様
Series X | Series S | |
---|---|---|
CPU | AMD Zen2(8コア) 最大3.8GHz | AMD Zen2(8コア) 最大3.6GHz |
GPU | AMD RDNA2 12テラフロップス | AMD RDNA2 4テラフロップス |
解像度 | 8K/4K | 1440P |
描画性能 | ・最大120FPS ・DirectXレイトレーシング ・可変レートシェーディング | |
RAM 構成 | 16GB(GDDR6 RAM) 10GB(560GB/s)+6GB(336GB/s) | 10GB(GDDR6 RAM) 8GB(224GB/s)+2GB(56GB/s) |
保存容量 | 1TB(カスタムSSD) | 512GB(カスタムSSD) |
光学ドライブ | 4K UHDブルーレイドライブ | 無し |
ゲームソフト | ・ディスク版 ・ダウンロード版 | ダウンロード専用 |
音響 | ・PCM(2.0/5.1/7.1) ・Dolby Digital 5.1 ・Dolby Digital Plus ・Dolby TrueHD ・Dolby Atmos ・Dolby Atmos for Headphones ・DTS 5.1 ・DTS:X ・DTS Headphone:X ・Windows Sonic | |
入出力 | ・HDMI2.1 x1 ・USB3.1 Gen1 x3 ・1GbpsLAN x1 | |
機能 | ・Smart Delivery ・Quick Resume ・AMD FreeSync | |
・X Enhanced | (X Enhanced非対応) | |
付属品 | ・超高速HDMIケーブル | ・高速HDMIケーブル |
・Xboxワイヤレスコントローラー | ||
大きさ 重量 | 4.45kg 151mm x 151mm x 301mm | 1.93kg 65mm x 151mm x 275mm |
価格(税抜) | ¥49,980 | ¥29,980 |
型番 | RRT-00015 | RRS-00015 |
■この仕様表には載っていないのですがXboxの消費電力は?というとseries xで結構3Dゲームを動かしている時などでも150W程度といったデータもあることからWindowsパソコンにすればこれだけの高精度なグラフィック処理能力を持ちながらデスクトップPCだと400Wぐらいは当たり前といった状況から比べると非常にランニングコストの安いPCということになります。
ただそこはWindowsを上書きした後で多分元に戻す方法が非常に困難な事と実売価格の上昇などもあって買う分にはもしかしたら同一スペックを追い求める様なPCよりも少し割高になる?ということが挙げられると思います。
■多分ZEN2のRDNA2アーキテクチャのプロセッサは今選べるものだとmendocinoというキーコードで呼ばれるものが実質ZEN3アーキテクチャ採用ということで消費電力も安く抑えられるでしょうからこのチップを中心に久しぶりに自作のPCを組むのもいいかもしれません。
ただこちらはラップトップ向けのチップでもありましてもしかしたら組み上がっているラップトップ製品のターゲットも50000〜90000円程度を想定している様ですのでそちらを買うのも良いかもしれません。
これでいうとXboxはXboxで運用してWindows機はちゃんとラップトップ機などを別途買った方が効率は良さそうです。
■ここら辺ですでにPS5自体はかなり過去のスペックになってしまう等状況が発生するのですがそこはゲーム制作会社はプログラムのチューニングの仕方が違いますのでやはりPS5のソフトをエミュレーションなどで動かすにはPCは数世代後のものでないとほぼ動かない実情はあります。
こちらはSteamでも言える事ですがゲームが動くことは動くけれどもうカクカクでしか動かないといったこともありここら辺はノートPCを選ぶ際にSteamを使いたい場合には要注意事項ですが上述のZEN2 mendocinoぐらいのAPUを積んでいればほぼXboxと同クラスということでとりあえず安心して購入できるのではないかと思います。
■XboxをなんとなくWindows化するために調達したいなあと思って書き始めましたがそちらはまたXboxが非常にリーズナブルな価格帯で入手できる様になったらやった方が良さそうで現時点ではあまりやっても利益はなさそうです。
またその頃にはXboxのWindows化といった記事も書くとは思いますのでまたよろしくお願いいたします。